科目名 □数理統計学
担当教員   玉利 文和     
対象学年   3年   クラス   [279]  
講義室   パソコン演習室1   開講学期   通年  
曜日・時限   金4   単位区分   必,選択  
授業形態     単位数   4  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

講義内容
統計学では多くのデータを扱う。これらのデータ処理の方法としては、BASIC、Pascal、Fortran、C言語等の科学技術計算用のソフトを使用することが出来るが、本授業では、すぐれたグラフィックスの機能をもつExcelを用いてデータ処理をおこなう方法について説明する。授業内容としては、講義の前半でExcelの基本的な使用方法について学び、後半の授業では、確率統計学の分布論の基礎であるポアソン分布および正規分布について述べる。正規分布を基にした、区間推定および検定についても講義する。
(達成目標)
Excel を使用してヒストグラム、平均、分散、共分散、相関係数、偏差値、回帰直線の計算ができる。ベイズの定理を利用して条件付きが計算できる。 推定および検定の概念が理解できる。
 

講義計画 /Class Structure

15 Excelの活用
第10?12回の内容をExcelを用いて求める方法を学ぶ
16 統計学の基礎(1)
正規分布、標準正規分布
17 統計学の基礎(2)
中心極限定理
18 統計学の基礎(3)
標本分布、ポアソン分布
19 統計学の基礎(4)
t−分布
20 統計学の基礎(5)
第16、17回の内容をExcelを用いてシュミレーションをおこなう
21 統計学の基礎(6)
第18、19回の内容をExcelを用いてシュミレーションをおこなう
22 統計的推定(1)
区間推定(1)
23 統計的推定(2)
区間推定(2)
24 統計的検定(1)
t−検定(1)
25 統計的検定(2)
t−検定(2)
26 推定および検定(1)
第22?25回の内容のシュミレーションをおこなう (1)
27 推定および検定(2)
第22?25回の内容のシュミレーションをおこなう (2)
28 推定および検定(3)
第22?25回の内容のシュミレーションをおこなう (3)
29
30
  学習・教育目標/Class Target 統計的なデータをExcelを用いて処理できること。統計的推定とは何かについて学ぶ。   評価基準/GradingCriteria 評点(100満点)の60点以上を合格とし、60?69点を可、70?79点を良、80?89点を優、90点以上を秀とする。   評価方法/GradingMethod 定期試験(60%), レポート(40%)   受講上の注意/Class Rules 指定された教科書は、必ず購入すること。   受講制限/Prerequisit   関連する科目/Related Class 確率統計   教科書/Text
著者名 菅 民郎  
著書名 Excel で学ぶ統計解析入門  
出版社名 Ohmsha  
ISBNコード 4-2740-6546-4  
指定図書/Assigned Books
著者名  
著書名  
出版社名  
ISBNコード  
参考文献/Bibliography
著者名 篠崎 信雄  
著書名 統計解析入門  
>出版社名 サイエンス社  
ISBNコード 4-7819-0741-5